CPU-5V/5VT/7V/8VT USER_FLASHからの起動
CPU-5V/5VT/7V/8VT USER_FLASHからの起動
VxWorks BOOTROMをUSER_FLASHに書き込んだ場合、以下の手順にて起動させて下さい。
BOOTROMをUSER_FLASHへ書き込む手順につきましてはCPU-5V/5VT/7V/8VT FLASHへの書き込みを参照して下さい。
1.環境変数の設定
CPUボード上のソケットにOPENBOOTのROMを挿入し、電源を投入します。 OPEN BOOT起動後、USER_FLASHのサイズおよびデバイス数を環境変数として設定します。
setenv bootflash-#megs
size ... USER_FLASHのサイズをメガバイト単位で設定します。
setenv bootflash-#devices
mdev ... USER_FLASHのデバイス数を設定します。
(例) USER_FLASHが2メガバイト(1メガバイトのデバイスを2個実装)の場合、以下のように設定します。
ok setenv bootflash-#megs 2
ok setenv bootflash-#devices 2
ok
※ 通常、USER_FLASHのサイズおよびデバイス数には同じ数値が入ります。 この数値は、CPUボードの型名の最後尾の数字で確認できます。
次のボードの場合、USER_FLASHサイズ 2メガバイト、デバイス数2個のモデルとなります。
(例) CPU-5V/16-110-2
2.USER_FLASHからの起動
次のコマンドを入力し、USER_FLASHよりVxWorksのBOOTROMを起動します。
ok boot flash
VxWorksのBOOTROMをOPENBOOT起動後、自動立ち上げさせたい場合は、環境変数として次のように登録します。
ok setenv boot-device flash